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個別記事の管理2012-10-30 (Tue)
その1では、コールドプロセス製法の手作り石鹸について、「ディスカウントを思い通りに設定できない」「遊離脂肪酸が多く含まれている⇒ニキビ、コメドの原因になりやすいかも」 というようなことを書きました。

で、続き、その2です。

オプションのコスパが悪い


私が手作り石鹸をやめたのはこれが一番の理由かも。。
コールドプロセス製法で香りのよい石鹸を作ろうとすると、精油の消費量が半端ないです。500gバッチで精油まるごと1本ぐらい消費してしまうわりに、強アルカリに晒されてせっかくの香りが変質して、さらに1ヶ月寝かせる間に香りが飛んでしまうのがもったいない。

たかだか洗い流すだけの石鹸のために何千円もする精油を湯水のごとく使うくらいなら、化粧水や美容液材料にお金を回したほうがよっぽど効果的ではないか(* ̄□ ̄*;
また、ハーブの侵出油を使ったり、オプションでヤギミルクとかヨーグルトとか入れても結局は強アルカリの影響と反応熱によって有用な成分は全部破壊されて無意味なんでは?と思うとどうにもやる気が起きない(゜´Д`゜) となってしまい、コスパ優先で精油も入れずオプションも入れない、やたらシンプルで面白みのない手作り石鹸を作るようになって、次第に、こんなんだったら市販のでよくね?と思うようになったわけです。

あとはまぁ、しょっちゅう劇物である苛性ソーダを扱う生活習慣をこの先もずっと続けてたら、おっちょこちょいな私は死ぬまでに必ずなんか苛性ソーダがらみの事故やらかすに違いない と怖くなったってのもあります。

なんちゃって手作り石鹸


背中がかゆくなったり乾燥しやすい季節。かとみ姉は肌荒れしてたりお肌が敏感になっている時期は、無添加石鹸にオプションを加えてマイルドっぽくした、バレンタインチョコ方式の手作り石鹸を体用に使ったりします。
市販の石鹸のように人工香料や旧表示指定成分が入っているものは避けたい・・・でも市販の無添加石鹸は洗浄力がきつすぎる・・・という場合は、バレンタインチョコ方式の手作り石鹸がおすすめです。
遊離脂肪酸の心配もいらないし、ディスカウントするにしても狙った数値に設定しやすい。オプションが強アルカリにさらされることもないし精油も必要最小限で済みます。

石鹸素地を削る⇒オプション入れる⇒溶かして混ぜる⇒固める まさに作り方はバレンタインチョコと一緒ですね。

0113.jpg
松山油脂の無添加せっけんをおろし金で削ったとこ。
200gですけど削ると結構かさばるのでタッパーぎりぎりになります。


既に削ってある石鹸素地↑も売ってます。松山油脂のは、成分が石鹸素地、トコフェロール(=酸化防止目的のビタミンE)のみで作られているのでおすすめ。
他のメーカーのものは、無添加石鹸という名がついていても「EDTA」、「エチドロン酸」を含んでいたりするので要確認。

0114.jpg
お湯を石鹸の2~3割、オプションとしてマヌカハニーを小さじ2~3杯ほど、スクワランを小さじ1杯ほど、入れてます。
※オプションはお好みで好きなのどーぞ。ハチミツ、お湯で溶いたトレハロースなどの糖分は泡立ちを良くし、細かいもっちりした泡を作るのに役立つので効果を感じやすいです。オイル的なものを入れる際は、スクワラン、ホホバオイルが酸化変質しにくいから、いいかなと思います。

0115.jpg
ジップロックをしっかり閉めて、沸騰した鍋の火を止めて、ドボンと湯煎。
柔らかくなったら鍋からおろして、精油を適量入れつつ紙粘土のようにこねて混ぜる。

手で形を作るか型に入れて完成・・・と言いたいところですが完成形の写真を撮り忘れました、すいません。
無添加石鹸をそのまま使うよりもひと手間かけてオプション加えたほうが明らかに肌あたりが優しいってことが実感できます。
作り方が単純すぎて、油脂と苛性ソーダから作る手作り石鹸に比べるとロマンもグルグルする楽しみもないですが、実用性のみで見れば安全にマイルドかつ泡立ち良く溶け崩れにくい、満足できる石鹸ができますよん。


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個別記事の管理2012-10-30 (Tue)
26~27才ぐらいの1年間ほど、前田京子さんの本を読んで手作り石鹸にはまった時期がありまして、髪も石鹸シャンプー&クエン酸リンス、家の一角は作った数々のせっけんで溢れかえり、石鹸用オイル、ウルトラ抽出用ハーブ、各種精油、クレイなどなどを大量に抱え込んでいたわけですが、ある瞬間ふと冷めてしまいました。

幣ブログを見てくださる方の中には油脂と苛性ソーダからコールドプロセスで手作りの素晴らしい石鹸を作っていらっしゃる方もいっしゃるとは思いますし、その楽しさは実感しているので私も決して手作り石鹸を否定するわけじゃないのですが、手作り石鹸といえど万人にとって安全、効果的というわけじゃなかろう・・・ということで、いちおうやめた理由をつらつら書いていきます。

狙いどおりにディスカウントできない


コールドプロセス製法で、油脂とアルカリから石けんを作ったことがある方ならお分かりかと思いますが、油脂ごとの「けん化価」を基に、必要なアルカリの量を決めます。

けん化価とは・・・油脂1gをけん化するのに必要なKOH(水酸化カリウム<苛性カリ>)のmg数のこと。

☆油脂別のけん化価一例☆

牛脂 : 193~205
ココナッツ油 : 246~264
オリーブ油 : 186~194
パーム油 : 197~203
ヒマシ油 : 176~187

(出典:「化粧品原料基準」(薬事日報社))

数値に「幅」が出てしまっています。植物(または動物)は 育った場所、環境、収穫時期によって少しずつ成分が違っているのがあたりまえだから、例えば我が家に現存するココナッツオイルそのものの「厳密なけん化価」なんて私にも誰にもわからない。
換算して苛性ソーダの量を決めるのですが、元になるはずのけん化価自体に幅があるため、換算値にも幅が出ます。よってとりあえず中間値あたりの数値を使うのが通例になっています。さらに手作り石けんでは、85~90%くらいのけん化率に留めるようにアルカリ量を減らします(ディスカウント)。

で、実際アルカリ(苛性ソーダ)をデジタルスケールで1g単位で計るのですが、ここでもさらに誤差が生じます。家庭用の普通のデジタルスケールでは小数点以下まで計れない&1g単位といってもプラマイ2gほどの誤差が出るのです。仮に1バッチ500g程度の少量で仕込むとするなら、苛性ソーダに1gの誤差が出るだけでディスカウント率が大きく狂ってしまいます。90%ディスカウントのつもりでも実際には計量誤差によって85%になってるかもしれないし95%になってるかもしれない。
運良くいい感じに出来上がって、また同じレシピで作ろう!と思ったとしても、一体その石鹸が何%ディスカウントなのか本当のところはわからないため、検証や学習効果が働きにくい・・・完成して使った実感でしか判断できない という博打性が欠点かな と思います。

コールドプロセス製法は遊離脂肪酸が残りやすい


もともと けん化率の幅があってけん化価の数値がはっきり分からないものを「中間値」でアバウトに計算した上、ディスカウントして石けんを作るわけですから、出来上がった石けんには純粋な「石けん」の他に、「遊離脂肪酸」、石けんになりきれなかった「不けん化物」や油脂、グリセリン、水分などが残ります。
特に「遊離脂肪酸」はニキビやコメド(面皰)の原因と言われています。
ニキビができやすい人の肌から分泌される皮脂には、ニキビができにくい人の皮脂に比べて、遊離脂肪酸の割合が高いそうです。ただでさえ遊離脂肪酸の割合が高い皮脂を分泌する人がさらに遊離脂肪酸を多く含む手作り石鹸を使うと、当然ニキビは出来やすくなると思われます。また、「オレイン酸」をウサギの耳に塗ると、そこにコメドが出来るそうです。
オレイン酸はオリーブ油に多く含まれている不飽和脂肪酸です。しかし「オリーブ油」そのままの状態では 即、コメドができるわけではありません。
「油脂」の状態では 脂肪酸はグリセリンとくっついた状態(グリセリド)で存在しています。脂肪酸がグリセリンから離れてしまうのは、アルカリと水によって油脂(グリセリド)が 脂肪酸と グリセリンになったときです。アルカリ量がもともとアバウトな上に、ディスカウントもしているから、コールドプロセス製法で作る「手作り石けん」では グリセリンも残る代わりに「遊離脂肪酸」も多量に残ってしまいます。

私のように、毛穴がつまりやすい、コメドが出来やすい方など、「肌質」によってはコールドプロセス製法の手作り石鹸は避けたほうが良い石けんでなんだと思います。

つづきは次の記事で・・・。


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